Pythonを覚えるとできること
Pythonは機械学習やデータ分析といった高度なシステムを作るための難しい言語という認識があるかもしれません。
たしかに、機械学習やデータ分析といった研究用途での実績が多いのは事実ですが、研究専用の言語というわけではありません。
むしろPythonは読みやすくて、気軽に書けて、日常的なタスクを自動化できるようにするという方針で作られているので、幅広いシチュエーションで利用できます。
例えば、日々のルーティンワークの自動化はPythonの得意な分野です。
自動化できる例
- テキストファイルやExcel、PowerPointを加工する
- インターネットからデータを集める
- 画像のサイズをまとめて変更する
Pythonを覚えることができればエンジニアでなくても日常のちょっと面倒な仕事を自動化できるかもしれません。
Pythonは読みやすい
Pythonの特徴は読みやすさを追求している点です。他の言語と比べて()(カッコ)・{}(波カッコ)などの記号が少ないので、記号の意味に惑わされることが少なくなります。
Pythonの例
nedan = 20000
if nedan > 10000:
print("高い")
else:
print("安い")
JavaScriptの例
const nedan = 20000;
if (nedan > 10000) {
console.log("高い");
} else {
console.log("安い");
}
両者は同じ処理をしているコードですがPythonのほうがシンプルで見やすいですよね!
Pythonは学習しやすい
Pythonが学習しやすい理由
- 覚えたらすぐに日常的なタスクを自動化など実践することができる
- 読みやすさを追求しているので余計な記号に惑わされることが少ない
- 開発環境を整えるのも簡単
C.Cが初めて勉強した言語はこのPythonです。
IT企業に出向していたときには、サービスの利用状況を自動でEXCELに集計してくれるプログラムをPythonで作りました。
学習しやすい理由3についてはピンとこないかもしれませんが、スマホアプリを開発するためのPCのセッティング(←開発環境を整えると表現する)は初心者にはハードルが高く挫折するポイントです。
ですが、Pythonはネット上からインストーラーをダウンロードして起動するだけなので簡単です。
次回は実際にPythonをインストールをして動かしていきたいと思います。
Pythonの記事
記事がありません。